ベネッセアートサイト直島

ベネッセアートサイト直島

1989年頃に福武書店の進研ゼミ・こどもちゃれんじの研修施設とキャンプ場から出発したプロジェクトだったと記憶しています。その後、宿泊施設を備えた美術館などの施設が次々をオープンするにつれ、活動の軸足が子供の教育から現代アートへと移行し、総称も「直島文化村」から「ベネッセアートサイト直島」に変更された。自分は、発足当初から間近で見聞させていただき、直島ファンクラブ(2007〜2015)の会員に推挙されるなど、多大な恩恵を授かりました。

特に、毎週のように訪ねていた1993年頃、毎回、専用桟橋使用料(クルーザーやヨットで通っていました)と美術館の入館料を支払うのに負担を感じて、フロントにその旨を伝えたところ、支配人から「今後は、全ての利用を無料にします」と告げられた時のサプライズは忘れられません。

瀬戸内国際芸術祭

2007年7月6日に開催された講演会・「直島を中心とした環瀬戸内海活性化の取り組みについて」で、北川フラムさん(当時は、地中美術館の館長代理)が明らかにしたトリエンナーレ。

「越後妻有 大地の芸術祭は、中山間地域で農業に携わるお年寄りと、都会の若者との出会いがテーマ。瀬戸内海には、それに加えて歴史や文化遺産がある。島ごとにテーマを決めて、島民と共に作り上げる芸術祭にしたい。壊れてしまった日本を再生するには、アートを日常化させ、真の会話が成立する装置を作らなければならない」との福武總一郎さんの言葉にも静かな興奮を覚えました。

2013年は、宇野港も会場の一つになり、淀川テクニックの「宇野のチヌ」や小沢敦志さんの「船底の記憶」などが一般公開されました。因みに同年、弊社の倉庫&ガレージも「宇野港街中写真プロジェクト」の会場に選定され、左内正史さんと野村佐紀子さんの写真作品が展示されました。