うのずくり

うのずくり実行委員会の発足

うのずくり」とは、「宇野に住(す)んで + 作(つ)くる」という意味で作られた造語で、クリエイティブな人たちを宇野に招き入れ、宇野という街を協働で耕して、その「収穫」を共感、共有しようという活動体。2011年3月に準備委員会を立ち上げ、同年6月に正式に発足。うのずくり実行委員長は、広島から移住したガラス作家の森 美樹さんが就任。森さんは、その後の活動が玉野市からも認められ、2016年6月には、「たまのの IJU コンシェルジュ」に任命されました。

交流拠点施設・uz(ウズ)のオープン

交流拠点施設・uz(2012)

画像は、うのずくり実行委員会の運営母体・NPO法人 みなと・まちづくり機構たまの(MMK)が、2012年9月に開設した交流拠点施設・uz(ウズ)のオープニングの様子。自分は、準備委員会の立ち上げから携わり、うのずくり実行委員会の副委員長。MMK の副理事長を拝命。2023年6月までの移住者累計数は、97組、177人です。

交流拠点施設・uzのオープニング(2012)

うのの大掃除@東山ビル

うのの大掃除とは、宇野に移住して来られる方々の住まいや店舗になる建物を片付け、新鮮な「光」と「風」を招き入れる活動。家主には、往年の姿を思い出して、再利用への意志を育んでいただき、入居者には、解き放たれた空間を実感して貰い、新たな活用方法を見出していただきたい。そうした、この町で生きたいという気分が街に活力を与え、いきいきとした情熱を育てる人々の集まりを形成したい。

東山ビルの前にて(2011)

こちらの画像は、うのずくり実行委員会の呼びかけに集合してくれたボランティアの面々。約20年間放置されていた東山ビルでしたが、2011年12月23日を境にして復活を遂げました。現在は、1階にカフェスタンド・BOLLARD COFFEE とハンバーガーショップ・#8 WIRE、上階には、オフィスやホステル・HYM などが入居。東山ビルは、宇野港のアイコンの一つになっています。

朝ごはん会

宇野駅から徒歩8分にある玉野魚市場(海の駅・シーサイドマート)で、魚介類や地元産の野菜、果物などを買って、宇野港の景色を眺めながらワイワイ、ガヤガヤと食べる「朝ごはん会」は、うのずくりが、2012年2月に娯楽づくりと移住者との交流会として始めた活動の一つ。当初は、調理道具や調味料などを持ち込んだ食のイベントでしたが、「勝手にご飯会」(毎週、土曜日と日曜日の10:00~13:00に開催)と一体化され日常化し、会場には椅子とテーブルが用意され、刺身などの買い物をすると、炊きたてのご飯とアラ汁などを安価でいただけました。その後、玉野魚市場の運営会社が変わりましたが、今も土日限定で「朝食メニュー」(8:30~12:00)が500円(税抜)で提供されるなど好評を博しています。

朝ごはん会
朝ごはん会(2012)

うのずくり展

うのずくり実行委員会では、たまののIJUコンシェルジュの活動を写真や資料などで紹介する展覧会・うのずくり展を2017年から毎年開催しています。

うのずくり展(2019)@ショッピングモール メルカ

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

展覧会:うのずくり展 2011-2021(終了)
会 期:2022年3月11日(金)~3月21日(月・祝)
    9:00~21:00
主 催:NPO 法人 みなと・まちづくり機構たまの
共 催:玉野市
入場料:無料
会 場:ショッピングモール・メルカ 2階
    玉野市宇野1-38-1
    0863-31-1388(うのずくり)

岡山県玉野市へ移住する方へのサポートを行う「うのずくり」の活動報告展示会を開催します。2021年度は、各市民センターでの「空き家の出張相談窓口」や、うのずくりミーティングから発案された「宇野港ラジオ体操」をスタート。移住希望者の方へのリモートでの相談や案内、空き家に関するワークショップ、空き家調査、大家さんに向けての相談窓口など移住や空き家に関する基本活動をはじめ、他自治体への視察、コミュニティバスの体験、定期開催の「朝市ごはん会」、「玉野市中古物品販売」を行いました。本展では、うのずくりの活動に加え、移住された方々の活動やお店もマップと共にご紹介します。