第9回 宇野港芸術映画座

2022年のお盆、UPAF が宇野に戻ってきます & 上映作品決定!

催し物:第9回 宇野港芸術映画座(終了)
会 期:2022年8月11日(火)〜8月15日(木)
入場料:1,200円(一般)
会 場:Uno Port Inn
    岡山県玉野市築港1-4-4
    0863-21-2729

UPAF( Uno Port Art Films / 宇野港芸術映画座)は、現代アートで有名な直島に程近い岡山県玉野市の宇野港で1年おきに開かれる夏の野外映画祭です。2016年までは、ほぼ毎年開催で、第1突堤の大きな空き地でやっていましたが、街の変化と共に空き地が使えなくなり、岡山市や東京への出張上映を経て、今年はついに、宇野の町に帰ってきます!

誰かのお世話だったり、コミュニティだったり、本当は自分を大切にしてあげなければならなかったり(でもできなかったり)、吸い取られる一方に感じたり、受け取ったり、あげたり、共有したり、いろいろですね。カタチとしては、ぐるぐる回ってどこかへ向かっていくスパイラルだったり、跳ね返り合う振り子やシーソーだったり、一歩進んで二歩下がったり、皆さんはどんな形を想像しますか。

孤独になりがちなコロナ禍では特に、私はご近所のみなさんとの付き合いに、非常に癒されました。同時に親しい友人を何人か亡くし、でもコロナで会いにも行かれなかった人もいて、ケアをしてあげられなかった寂しい気持ちや罪悪感もありました。ケアとは、誰のためなんでしょう。今回、そんなことを考えながらケアに関連する作品を観ていたら、映画のかたちも感じました。皆さんとシェアできるのを楽しみにしています。

この記事を書いた人

大前 裕

心は常に、美を司る鍬で、ほっこりと耕しておきたい。